保育所不足の理由2

保育所不足の理由2

保育所不足の原因のひとつとして、新規参入の壁が高いということが挙げられます。認可保育所をいざ作ろうという団体があったとしても、認可保育所の認可基準は厳しく定員が20人以上で0歳児・1歳児の一人当たりの基準面積が3.3㎡必要と定められていますが、都心でこのようなスペースを確保することがそもそも難しいというのが現状です。 また、補助金で成り立つ構造 にある保育所は、その補助金対象外の認可外保育所となると財政的に厳しくなるという面があります。親から高い保育料を徴収してもなお財政的には厳しいのです。

保育所は需要もありますし、儲からないのであれば利用者からの徴収料を上げて経営し、市場原理に従って、値上がりするのが経済の一般的な流れと言えますが、認可保育所は利用料に上限が定められています。認可外保育所でも、値段を上げたからといって質の高い保育ができるのかと言われると、保育士不足などにより上手くいかないケースも多いのです。

ですから、保育所不足の問題は市場原理では解決しないと言われています。また、子どもの声がうるさい等の理由で近隣住民から保育所新設の反対が起こるといったケースもあり、保育所不足の問題は深刻化しているようです。